2008年1月13日日曜日

名前(2008/01/13 14:51:32)

よく、「ロシア文学では人の名前が長くて難しい」という。
今日、親が持ってきた新聞の書評欄には某女性作家が「特にロシア文学などではとても長く、一読しただけでは男の名前なのか、女の名前なのかわからないし、」と書いている。
いえいえ、ロシアの場合、男の名前なのか、女の名前なのか、は比較的わかりやすいでしょ。
私の場合、ロシアより、アジアの人名の方が苦手です。
『恋するアラブ人』で師岡カリーマ・エルサムニー先生が力を込め愛を注いで紹介しているアラブの詩人の名前なんか、すごく難しいと感じます。全然覚えられません。
短いけれど、短いからこそ、同じような字ばっかり(中国は劉とか、朝鮮だったら李とか、ヴェトナムなら呉(グエン?)とか)で間違えそうだなあ、難しい!と苦手意識をもっているのが東アジアの人名。要するに、漢字文化圏。
苗字というものがないらしい、モンゴルやビルマあたりもやっかいそうだ。
そこへいくと、ロシア人の名前なんて、それほど難しいとは、私には思えない。
要は慣れ、なのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿