2011年3月5日土曜日

12人(2008/05/11 1:08:27)

セルゲイ・ボドロフ監督の「モンゴル」とともに、アカデミー賞外国語映画賞ノミネートされた中には、ニキータ・ミハルコフの「12人」がありました。
有名な「12人の怒れる男たち」のリメイクとのこと。
現代のロシアで、養母殺しの容疑をかけられたチェチェン人少年を12人の陪審員たちが・・・というストーリー。
アカデミー賞では受賞を逃しましたが、ヴェネツィア国際映画祭特別金獅子賞受賞。
 
日本でも来年から「裁判員制度」が施行されるというので、陪審ものの映画にも関心が高いだろうから、と見込んで、ミハルコフの「12人」をぜひ公開してほしいです。
 
陪審ものの映画
最近では「ニューオーリンズ・トライアル」とかがお薦め。
古いのでは(といってもDVDが出たのは最近のことです)「風の遺産」
このタイトル、聖書の箴言11-29の聖句を基にしています。
映画の字幕での訳では「家族を呪う者は風を相続するだろう」となっていますが、新共同訳では「家に煩いをもたらす者は風を嗣業とする者」です。
わかりにくいですね。
あとこの映画に登場する、アメリカの所謂「キリスト教右派」「原理主義」「福音主義派」「ファンダメンタル」と言われる人たちの感覚が、日本人にはなかなか理解し難いだろうなあということはあります。
「復活」とか「カラマーゾフの兄弟」も一応陪審員が出てくる映画です。

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