Бывает всё на свете хорошо,
В чём дело сразу не помёшь.
そんな感じがした今日一日。
今朝、国立近代美術館工芸館の「ヨーロッパの近代工芸とデザイン」展の最終日だということに気がつきました。
身内の問題のあれこれ片付けなければいけないことが午前中ずっとかかって、美術館に向かったのは一番暑い時間帯だったのでした。
なぜ観に来たのかというと、「ふうん、カッサンドルか。観ておこうかな」と思ったからなのですが、カッサンドルはカッサンドルで素敵でした(「北極星号(北方急行)」と「ノルマンディー号」)が、シェレのポスター(フィガロ)もあったし、何よりイリヤ・チャーシニクとセルゲイ・チェホーニンの陶器(お皿)を発見できたことに感動しました。
どんなクリエイターだったのか。わからない。チャシーニクはずいぶん短命。
幸運はこれに留まらなかったのです。
無料観覧できるなら、本館の通常展示も観ていこうと考えて、近代美術館の入り口へ。
通常展示はどこから入るのかな、とあたりを見回していたら、全く知らないおばさまが近づいてきて、「招待券が一枚余っているので差し上げますわ」と。
(ほんとうにこんな上品な口調だったのです。)
「イタリア現代陶芸の巨匠カルロ・ザウリ」展のチケットがこうして手に入ったのでした。
ちょうどギャラリートークもやっていたし。
世の中全てうまくいくように思えることがある
なんでなのかすぐにわかるわけではないけれど
ただ夏の雨が通り過ぎた
ごく普通の夏の雨が
大好きな映画「モスクワを歩く(Я шагаю по Москве)」の挿入歌、ミハルコフが歌っている、あの歌の歌詞。
このあいだ下高井戸シネマに観にいったばかりで、古き良きモスクワの青春に、いいなあと感動しつつも、通りすがりの人の笑顔がとても素敵だったり、見知らぬ人にやたら親切だったりする、そんなの60年代のソ連だからだよね、なんて思っていたけれど、東京でもあるんだ、こんなことが。
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