ベニサン・ピットにマヤコフスキーの「ミステリア・ブッフ」を観に行きました。
5000円はちょっと高かったなあ、とは思います。
でも、まあまあおもしろかった。
学生演劇のノリだった。外大中心の「コンツェルト」とか、かつての「上智露劇」とかの。
叫ぶような(それでいてよく聞き取れない時がある)台詞、テンポはいいがやや一本調子の間あい、それに女優さんたちが妙に美人揃いなこと。
プログラムによれば、水野忠夫先生や亀山郁夫先生の著作を参考にしているとのことですが、重要な点について、指摘しなければ。
作者のマヤコフスキーの名前は「ウラジミール」ではありませんよ!「ウラジーミル」です!!
なんで間違えるのかなあ。水野先生の本を読んでいるのでしょ?
最初に書いたように、まあまあおもしろかった、退屈はしなかった。
だけど、ロシアの劇団がやったら、きっともっと奇想天外で楽しかっただろうなあ、という気がしてなりません。
歌や踊りは勿論、アクロバットや手品やその他いろいろごった煮風に。
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