2011年3月5日土曜日

フェルダに会えた!と思ったら(2008/02/09 21:10:29)

国立国会図書館国際子ども図書館.jpg これは上野の国際子ども図書館。
雪が降りそうな中、やって来ましたのは、これを観るため。チェコヘノ扉・子ドモノ本ノ世界ポスター.jpg 「チェコへの扉・子どもの本の世界」。
ここで記念撮影をするのです。→チェコへの扉・子どもの本の世界.jpg 真中に入ってね。
中は当然撮影禁止だったのですが、「順路→」と書かれたポスターには懐かしいヘレナ・ズマトリーコヴァーの描いた男の子の絵。金髪で青い目の。
「うわあ、フェルダだ、フェルダだ!」と感激してしまう。フェルダって、オンドジェイ・セコラの『ありのフェルダ』ではなくて、ボフミル・ジーハ『ホンジークのたび』ホンジーク に出てくるいじめっ子のフェルダ。
だけど、よく考えたらフェルダは赤毛でそばかすっ子だった。「順路→」の男の子は『ぼくだって できるさ!』のマルチーネクでした。
でも、とにかく懐かしくて可愛い本がいっぱい。コメンスキーから、チャペック兄弟、ラダ、トゥルンカ、ミレル・・・最近邦訳が刊行された『ちびとらちゃん』のパレチェクまで。
チェコと言えばポップアップ絵本!なので、そのコーナーもありますよ!
ロシア(旧ソ連)絵本もよいけれど、チェコの絵本は作家や画家の個性は様々なのにやっぱり「チェコだ!」という括りがあるのです。ネドヴェドもロシツキーもこれらを読んで育ったのでしょう、と思うと感激もひとしお。
9月7日まで、まだ何回か観に行きたいな。


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