2011年3月5日土曜日

長い一日(2008/03/02 0:32:02)

私は遅寝早起き型なのです。Eメールを始めた頃、相手がこちらの送信した時間をチェックしていることなんぞに頓着せずに夜中の2時台・3時台に送っていたら、何人かの方から「夜更かししすぎですよ」とお叱りのご返信を・・・いえいえ、ご心配くださってありがとうございます。
しかし何だかんだいって、滅多に1時前に就寝することはありません。それでいて、起きるのは5時とか4時半とか、最近は4時です。冬至のころは4時半に起きるのがすごく辛かったけれど、今では4時に起きられます。春が近いんだな。
今日も出勤の日だったので4時に起きて、平日だったら6時10分に家を出て、6時25分の各駅停車の電車に乗って座って(眠って)行くのですが、土曜はもう少し遅い電車でも座れます。職場に着いたら、就業時間前から月初めやる雑用に手をつけていました。仕事自体はあまりなかったのですが、上司が出勤してくるとそれなりに雑務が・・・。
午後1時に仕事が終わることになっていて、今日は映画の日なので、仕事がひけたら何か観に行きたいと思いました。しかし、「デイ・ウォッチ」は今日からは上映時間が夕方の2回だけになっているし、昨秋に一度観ているし、そもそもハベンスキーがそんなに好きではないので、今日はパスすることにして、今日初日の「4か月、3週と2日」の上映時間を調べてみると、13:25(これは間に合わない!)/16:00/18:50/21:10
しかし、結論を言うと、残業して、3時過ぎに銀座テアトルシネマに着いたら、16:00の回は満席になっていたのでした。でも折角来たので18:50のチケットを買いました。3時間半以上時間があるので、日比谷・有楽町方面に行って、別の映画を観ようかなあ、とあてどなく歩き始めました。シネカノンの「歓喜の歌」16:00の回だとぎりぎり間に合いそうで、終映が18:10・・・40分あれば京橋まで戻ってこられるでしょう。と考え、小走りになって(読売会館のビックカメラ店内は混んでいて走り抜けしにくかったけど)シネカノンへ!予告が始まっていましたが、間に合いました!
久々に観た邦画です。ある人が「これなら文句なく人に勧められる傑作」と言っていたので、「母べえ」よりもこちらをと思ったのでした。ええ、よかったですよ。ハプニングで観てしまいましたが、十分満足できました。引きこもりの息子と二人暮らしらしい、ミニスカでファミレスのウェイトレスとして働いている、「コーラスガールズ」副代表、根岸季衣がよかったです。引きこもりって、そんなに簡単に解決しはしないとは思うけれど(他の問題もそんなに容易くいい方向に向かうわけないでしょ!とは突っ込めるが、こういうコメディーなら許す)。
で、戻ってきました、テアトルシネマに。
気がつくと、携帯に実家からメールが。「お刺身が食べたい」(しかもいつ覚えたのか絵文字まで!)悪いが、映画が終わるのが9時頃だから今日はお刺身は無理だよ。と、その旨を返信。
ロマ関連でないルーマニア映画はすっごく久しぶりだと思う。ああ、この硬派な映像、ダルデンヌ兄弟の感じ。・・・決して悪くはないんだけど、正直な印象としては、「これがパルム・ドール???」
途中で突然フィルムが止まってしまうハプニング。傍らのカップル?の男性がねちねちと愚痴りだす。「最初から上映の技術が下手だと感じていた」とかなんとか。若干通ぶっているようだけど、あんた、上映中に携帯を開いて観ていたでしょ!あれ、迷惑なのよね!と私は彼に対して文句を言いたくなる(でも黙っていた)。フィルムがぷっつりとなってしまうのは、吉祥寺のバウスシアターとか今は亡き高田馬場のACTとかでは偶にあったけれど、この規模の映画館では珍しい。「お帰りの際に無料券を1枚」ということになりました。
「ラフマニノフ~愛の調べ」の初日にも使える?それならラッキー。
かくて、私の長い一日は終わりました。

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