テレクが本来の本拠地グローズヌィで試合をするのはやはり14年ぶりだったようです。
14年前というと、94年。
確かにチェチェン紛争があって、それがずっと尾を引いていたわけだ。
サッカーどころではなく、ディナモ・スタジアムは紛争の犠牲者たちの埋葬場所になったという。
でも、テレクというクラブは非常に頑張っていて、2004年には2部所属ながらロシアカップをあれよあれよという間に勝ち上がり、とうとう優勝してしまいました!
決勝戦の相手は、まだカリャカのいたクルィリヤ・ソヴェートフ(勝てると思ったのに)。
・・・という記憶が強烈だったので、もう通常モードになっているかのような錯覚をしていました。
が、グロズヌィではまだまだ条件が整わず(治安面からもそうだし、使えるスタジアムもなかったことでしょう)、ピャチゴルスク等別の都市で試合をしていたそうです。
そんな中でも選手たちやファンは頑張りぬいたのですね。
テレクのHPより。「ムトコさんよ、僕たちはグローズヌィでプレイしたいんだ!!」 (ムトコさんというのは、ロシアサッカー協会の会長です、確か。)
プレミアにも昇格し、ようやく本来のグロズヌィでの試合開催にこぎつけたのです。
そしてようやく、このあいだのルチ・エネルギアとの試合でその願いがかなったわけです。
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