2011年3月5日土曜日

「きみ」といえば、「ねん」といえば(2008/03/23 22:00:25)

Победа Кими без Массы хлопот(マッサの援助なしでキミが優勝)
Финский пилот «Феррари» Кими Ряйккёнен выиграл Гран-при Малайзии. Половину гонки лидировал его партнёр, бразилец Фелиппе Масса, однако на 30 круге он сошёл. Вторым стал Роберт Кубица из «БМВ-Заубер», третьим – Хейки Ковалайнен из «Макларен». Ещё один представитель «серебряных стрел», Льюис Хэмилтон, приехал лишь пятым.
 
フェラーリのフィンランド人レーサー、キミ・ライコネンがマレーシア・グランプリで優勝した。レースの前半は同僚であるブラジリアン、フィリペ・マッサがトップを走っていたのだが、30周目でリタイア。2位にはBMWのロベルト・クビツァ(ポーランド)、3位にはマクラーレンのヘイッキ・コヴァライネン(フィンランド)が入った。ドライバーズ・ポイントではまだトップを保っている(マクラーレンの)ルイス・ハミルトンは5位に終わった。
 
ロシア人のF1レーサーというのはまだいないようだけど、スポーツ新聞でよく取り上げられているところをみると、ロシアでもF1は人気があるらしい。
黒田龍之助先生の『外国語の水曜日』に登場し、一部で絶大な人気を誇る<世界一苦しんでムーミンを読む青年>アンドレイくんに初めて会ったとき、彼がフィンランドに関心を持ったきっかけはF1だったと『外国語の水曜日』に書かれていたのを思い出して、
「F1でフィンランドって言ったら、ミカ・ハッキネンですか?」
と話しかけてみると、アンドレイくん、すごく嬉しそうににこっとして、
「そうなんです」
と答えてくれたのですが、そのあと
「あと、好きなフィンランド人にはサンパ・ラユネンとか、ヤンネ・アホネンとか、***・●●ネンとか、☆☆☆・○○ネンとか・・・」
と、ずらずらとフィンランド人スポーツ選手(たぶん)の名前を挙げてくれました。
実は私は○○ネンや●●ネンについてはちっともわからなくて、「そうか、フィンランド人は~ネンという人が多いのか」とそのとき漠然と思いながらなんとなく相槌を打ったのでした。
(カウリスマキのデビュー作「罪と罰~白夜のラスコーリニコフ」で、主人公の名は、ラスコーリニコフ→ラヒカイネンになっていましたしね。)
しかし、その後カウリスマキの映画が好きで度々観るようになって、フィンランド人のギブンネームも、「アキ」とか「ミカ」とか「ヨーコ」とか日本人女性みたいな男性名がよくあるらしいと気づき、今回のソヴィエツキー・スポルトの見出しを見た時も、「キミ」っていうのはフィンランド人レーサーなのだろうなあ、と見当がつくまでにはなっていました。
ありがとう、アンドレイくん! 
 
ところで、Масса(マッサ)は格変化させるのですね。
без Массыとやっても、元の形がМассаだとわかってもらえるのですね。
Кими(キミ)は当然不変化。

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