黒田龍之助先生に教わった、日本でできるロシア語勉強法を思い出しつつ書いてみます。
・ロシアを知るために本を読みなさい。
「原語でなくていいのです。日本語で十分です。本を読むのは時間がかかります。ですから、いますぐにでも読み始めたらいいでしょう。ロシア文学で文庫になっているものを全部読もうと思ったら4年くらいはかかりますからね(←2003年当時)」
「何を読んだらよいのかは一概には言えません。自分の関心があることを読めばいい。こつこつ読み続けることが大切ですからね。でも、基本は文学と歴史です。」
「文学・歴史、それから文学史を抑えましょう」
「原語でなくていいのです。日本語で十分です。本を読むのは時間がかかります。ですから、いますぐにでも読み始めたらいいでしょう。ロシア文学で文庫になっているものを全部読もうと思ったら4年くらいはかかりますからね(←2003年当時)」
「何を読んだらよいのかは一概には言えません。自分の関心があることを読めばいい。こつこつ読み続けることが大切ですからね。でも、基本は文学と歴史です。」
「文学・歴史、それから文学史を抑えましょう」
ロシア文学史の入門編と言えば、『ロシア文学への扉~作品からロシア世界へ』
「ロシア文学って、何を読んだらいいの?」というときのガイドになります。
(あくまで入門編です。そのさきは岩波文庫などがあるので適宜読み進めよう。)
註:但し、作品を歴史的に古い順番に読むのはお勧めできません。<小説>として形式が確立した以降のものでないと、とっつきはよくないです。
私の場合、<自分の関心があること>というとまずサッカーだったのですが、当時はロシアのサッカーについての情報は殆ど日本語では入手することはできませんでした。
ロシアとかソ連とか、関連ありそうなものはさしあたり皆チェック、という意味で、最初は何でもかんでもリストアップしていましたが、文学が一番親しみやすいものということになりました。
政治・経済部門はやはり苦手だな。苦手なものは後回し。(後回しにはするが、無視はしない・・・つもりでいる。)
・ロシアを知るために映画を観るのもいいことです。
そのころ、日本で公開されたロシア映画は、ソクーロフ、カネフスキー、ボドロフ。出口なしの様相のあの時代を反映していた。
ロシア映画の入門編は『DVDで愉しむロシアの映画』
まずはこのくらいを観ておきましょう、という入門編です。
挙げられている17作品はすべてDVD化されているので、買うなりレンタルするなりして観ることができます。
この本が刊行されて以降もロシア映画のDVD化は進んでいるので、続編が待たれます!
・日記をつけるのは勉強になります。それが面倒だったり退屈だったら、お小遣い帳でもいいのです。
→これは実践していない。お小遣い帳ないし家計簿では、日常的に使うものの単語が繰り返し出てくるのだから、これは実用的な単語の覚え方だと言えそうです。
・音読するときは、ただ棒読みするのではなく、誰でもいいから(ペットでも人形でも)読み聞かせた方がいい。
※この記事には、「まるこさん」からコメントをいただいていました。
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