新書判サイズで持ち歩きには便利そう。単語は覚えるしかないから、こういうもので分野ごとに語彙を増やしていこう、ということになるのでしょう。
ぱらぱらめくってみた感想。
・13ページの代名詞яの変化が、Я/Меня/Мне/Меня・・・と大文字始まりになっているのは???
・「スポーツ②」247ページの例文 「ロシアはブラジルにサッカーの親善試合で0対1で負けた。」
負けたのを例文に使うな!!!
ロシアサッカーのファンの私としては非常に心外です。
私は可能性が殆どないとわかっていても、自分の贔屓のところが負けるとは言いたくないし思いたくないので、トト・カルチョなんか絶対にできないのです。
例文なのだから、たとえブラジルにでも「勝つ」ことにしてくださいよ。
あまりにも現実感がないなら、U17とかでもいいじゃないですか(実際、この年代ではロシアはユーロで優勝か準優勝していたりします)。
・「国と政治①」249ページ 「彼らの軍隊は、イランとの国境に増強部隊を集結させている。」
「彼ら」って誰よ?!イランと事を荒立てようとは?
と、これもイラン贔屓の私としては、聞き捨てならない(読み捨てならない)例文ですね。
アフガニスタンのカルザイさんですか、タリバンですか?それともパキスタン?トルコ?
結局、藪氏の国が糸引いているのではないの?と勘ぐってしまうような、かなーり腹立たしい例文です。
といって、代案も難しいですね。現実にありそうな例文っていうのも(ゴラン高原でとかオセチアでとか)、かといってありえないようなシチュエーションていうのも・・・。
でも、ロシアにとってイランは絶対敵に回さない方がよい相手です。例文の扱いも、もう少し慎重であるべきなのでは?と思ってしまいました。
・真っ先に開いてみたのが上記のとおりスポーツや芸術のページなのですが、ファンとしてアーティスト、選手に対するシチュエーションでの例文「あなたの演技は最高でした!」とか「『太陽に灼かれて』以来のあなたのファンです」「スーパーセーブがとてもよかったです」「あんまりカードをもらわないようにしてね」、そして最も頻度の高いであろう「次の試合(舞台)でも最高のプレイをしてください」「サインください。今日の日付も入れてください」といったものが欲しいなあ、とこの手の単語集・会話集でいつも思っているのだけど、なかったのは残念です。
とまあ、最初に文句を連ねましたが、単語を効率的に覚えるのには、とってもよさそうな本です。きっとお薦めです。
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